[こうやのしょうせつ(毎週土曜日更新) 燐による小説かもしれないもの]
〜孔弥の視点から見たSaGa-Millの小説〜
第2話 (やけに改行が多いのは燐君の仕様らしいです)
孔也日記
〜孔也の視点から見たSaga-Millの人間関係を書く〜



これは、Saga-Millの人間関係をシナリオ担当の孔也が真実と若干の想像(被害妄想)を含みお贈りする、愉快(?)な回想録である。







六月○日(晴天)

俺が安藤君の作ったサークルに入ってはや一週間、俺はあまり実感というものがなかった。

とりあえず入る前から書いていた小説をあげるということなのだが、まだ期限までは余裕があり、俺はのんびりといつものように学校に来ていた。

「おはよ、燐君」

「ん?ああ、ウイッス君、おはよう」

国語の時間、ウイッスが声をかけてきた。

今まで気付いていなかったが俺とウイッスは国語の時間は一緒の授業のようだ。

一緒の授業ときいて怪訝する人もいるだろうがこの学校は大学に似たシステムを採用しており、必履修科目もあるが自由選択科目もありクラス、学年関係なく授業を受けられる。

その甲斐あってか結構人気らしい。

まぁ俺もその人気につられてきた一人ではあるのだが。

「・・・燐君、人の話聞いてる?」

「っと、悪い考え事してて聞いてなかった、何の話だったけ?」

俺はどうでもいい考えを頭の隅へとおいやり、ウイッスの話へと集中した。

「だから〜俺が作ったマンガあるから見ないかって聞いたんだけどね・・・どうせ無視されるほどつまらないですよ、俺の漫画なんか・・・」

「あ〜わるかったって、だからみしてくれ」

「せえいが感じられない!!」

俺の謝罪にすかさずつっこむウイッス君・・・この野郎・・・。

「なんかいった?」

「いや何も」

・・・いかん、いかんつい言葉でしゃべってしまったようだ。

「で、どーいう漫画なんだい?」

「読めばわかるよ」

そういって手渡された四コマ漫画の題名は「応援団のお時間」という題名だった。

国語の時間ずっと授業そっちのけでいっきに五十話まで読んだのだが内容は・・・結構ぶっ飛んだ内容だったがこれは、これでおもしろい漫画だった事を記しておく。

ウイッスには「おもしろかった、ありがとう」といい教室をでる。

国語の授業が終わり昼休みになった。

この学校は昼休みが一時間と長いのだがその間に昼ご飯をたべないといけないので実質は四十五分といったところだろう。

クラスでとりわけ仲のいい相手はいないので一人で黙々と食べ図書室に行く。

昔から俺は図書室が好きだった。

そこには本があり自分一人の空間に入れるからだ。

図書室で昼休みの残り時間を潰し、五限目の授業が終わりいつものように帰ろうとすると

「おーい、りーん!!」

と、俺を呼ぶ声がかかった。

何かと振り返るとそこには安藤君とウイッス君がこちらに走りよってきた。

「何だよ、一人で帰るなんて水臭いなぁ、同じサークルのメンバーじゃないか、一緒に帰ろうぜ」

と安藤君。

「まあ、いいけど」

俺は一緒に帰ることを承諾し三人で帰路に着く。




高校に入ってからこの二人が始めてまともな友人になったと思う。

二人とたわいもない話をしながら俺はふとそんなことを思っていた。

家に帰り、パソコンをたちあげ小説を書くのに集中しはじめる。

この後ちょっとしたトラブルが発生するのだがそれはまた別のお話。
















六月□日(雨)

この日は朝から機嫌が悪かった。

何故かというと家族喧嘩をしてきた。

いってなかったが家の家族構成は両親に妹が二人、その妹が問題なのだ。

うちの妹は二人ともとにかく寝起きが悪い。

今朝も親切な俺が中々起きないので母の許可をもらってオウフクビンタをかましたらおもいっきし蹴られて壁に叩きつけらその上さらに久々に必殺ヒッカキ攻撃をなんと顔にかましてきやがったのだ。



「で、そんな顔になったわけだw」

俺の説明を聞きウイッスは苦笑しつつも俺の顔にはしる三本の線に対して納得顔になった。

「納得すんな、こっちはマジでいたいんだ」

ウイッスの言葉にしかめっつらになりながら俺は言い返す。

「まぁ、とりあえずご愁傷様」

そういったのはウイッスと同じクラスのヨッシーだ。

彼は俺等の中でもかなりまともな常識人だ。

俺以上に常識的なつっこみをしてくれている。

俺としても最近この二人に突っ込みをするのにあきあきとしていたところなのでとても助かっている。

「男勝りの子かぁ・・・ねぇ燐今度お前の家いってもいいか?」

「・・・なんで?」

安藤がなんだか怪しい反応をしめすので警戒レベルをブルーからレッドへと移行する。

「お前のいもう・・・「絶対いかせない」に会いたいからってなんでー?」

安藤がいい終わる前にいう俺。

「もしかして・・・燐ってシスコン?」

「はぁ?何いってんだが」

俺がいかにも馬鹿にした口調でいうがなんだか周囲の目が痛い。

「いや、だから、ほんと俺はシスコンじゃないぞ!?」

「どうだか」

とウイッス。

「あやしい」

と安藤。

「燐君・・・そんな人間だったなんて・・・」

とヨッシー。

「いや・・・信じろよ!!」

どんなに叫んでも周囲の疑惑の視線は消えない。

つーか、ひょっとして俺遊ばれてる!?

「貴様等・・・俺であ・そ・ぶ・な〜〜〜〜〜〜〜!!」

「「に〜〜〜〜〜〜〜〜げろ〜〜〜〜〜〜〜ww」」

俺の言葉にくものこの如く逃げはじめる安藤達。

しかも「やっときづいたのか、遅いぞ〜w」

と、いう声まで聞こえてきた・・・ゆるさん!!

「てめぇら・・・ぶっとばす!!」

そういって後を追いかける俺。



平凡な生活がここにあった。

氷の心がゆっくりと氷解していき暖かい気持ちがこの時たしかに俺にはあったのだろう。

この後、ひと悶着がおき結構シリアス的な展開になっていくのだがそれはまた、次のお話で記すこととしよう。


※サークル長としての注釈
  僕はまったく手を触れていません。
  ですが、あまりにも表現として適正ではない場合は権限によりこの日記自体を消しますので。
  ご了承のほどよろしくお願いいたします。











六月△日(曇り)

抜き足差し足忍び足・・・ともかく今日の俺は逃げなければいけなかった。

そう・・・今日はどうしても逃げなければいけなかった。

あいつらから・・・。

「・・・ってシリアスな空気をしていてもだめじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

いきなり出現した安藤君に俺は絶叫した。

ってさっきまでいなかったよな?

どっからでてきた?

「んなことはどうでもいいから・・・だせ」

「・・・なにをでしょう?」

鬼気迫る勢いで俺に迫る安藤君、惚ける俺。

「ほほぉ・・・そういうことをいうか・・・カモン、ウイッス!!」

「げげっ!!」

安藤君の声と共にウイッスが登場する・・・ってどうやってだよ!?

「いや、そこは俺の得意技空間跳躍でw」

いや、意味わからんし!!

「さあ・・・渡してもらおうか・・・原稿を」

なんかいつもとちがって妙な迫力があるウイッス、さすがに三徹した後はなにかすごいものが渦巻いてる。

「「さあ、さあ」」

と、いつの間にか俺は囲まれ原稿を要求されていた。

「いや、その・・・なんていうか・・・」

「「何!?!?」」

「原稿できあがってないや、アハハハハハハハ!!」

俺の答えにみんなはただ無言になり次の瞬間

「やれ」

安藤君の掛け声と共に俺はみんなにボコボコにされていた。




「うう・・・ひどいなぁ・・・」

「「いや、ひどくないし」」

ボコボコにされたあと、俺は安藤君の家に連行され小説を書かされていた。

「ひどいものか、俺なんか三徹してまであげたんだぞ?お前もそれくらいしろ」

ウイッスはあげたからご褒美にと安藤君と一緒にPS2に興じている。

「・・・なあ、一つ疑問なんだが・・・安藤は仕事、おわったんか?」

「・・・」

俺の一言に安藤の動きが止まる。

「「ははははははははは」」

みんなで笑った後、安藤がなくなく仕事にはいったのはいうまでもない。

この日結局は終わらなかったが大分終わった。

この後俺は家に帰り、ほぼ徹夜でゲームにしようと計画した俺の小説「ログシェイナ」の原型が完成した。







次の日





「はい〜フロッピ〜」

「ってフロッピーかよ!?」

俺が書いた小説を保存したフロッピーを安藤に渡したが何故か安藤は不服そうだった。

「なんだよ、不満か?」

「あたりまえだろ!?フロッピーなんて今時古すぎる!!」

「だって俺のパソもう七、八年前のものだし」

そう、あの時の俺の家のパソコンは主力のパソコンがまだX○でもなく○8であったし、とにかく古かったのだ。

「まあ、俺のパソコンでもまだフロッピーに対応しているけどさぁ・・・」

「なら、いいじゃん、俺寝てないから寝てないんだ、じゃあな」

俺は一方的にそういいきると安藤が後ろで文句をいったが聞く耳をもたず、さっさと自分の教室に戻ってしまった。

今でもなんでこんなことをしたかと思う、俺は天邪鬼だからよく本心とは裏腹にまったく違うことをいってしまう。

そのせいで友人とかと喧嘩することもしばしばある。

今回もそのことが原因で初めてサークル内での喧嘩が勃発するのだった・・・。





喧嘩のことについては次回に記すこととしよう。



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